新丸の内ビル

 丸ビルも行っていないのに新・丸ビルが4月27日にオープンする。とうぶん行かないだろうが、思い出したのは猪瀬直樹氏が『ミカドの肖像』の冒頭に出ていた東京海上ビルの話。予定では高さ128mのビルを建てるはずだった。しかし、昭和49年に完成したビルの高さは99m70cmだった。実は法や規制に触れるわけでもないのに建設許可が下りなかった。建設にこぎつけるのは自主規制するしかなかった。その理由は・・・。
 早速、新・丸ビルの高さを調べてみると198mだった。あれっ。でもって丸ビルをみると180mだった。ということは現代では200mが越えられない領域になったのだろうか。と考えたがそもそも200mを越えるビルが少ない。とはいえ、空虚な中心はいまだ健在だ。
 長い時間をかけ最近やっと読み終えた本だったけれど、興味は尽きない。