2009-01-01から1年間の記事一覧

マスクに囲まれた

階段を上って美容院に行くと、受付の人は顔の半分以上を隠すようなにマスクをしていた。特に気にかかるわけもなく席に案内されると、一瞬たじろいでしまった。なんと従業員全員がマスクを身につけていたのだ。次々に視界に入ってくる人たちの顔は、マスクで…

ブレッソン・伊兵衛・サルガド

せっかく「啓示」を受けたので空いた時間に都写美へ足を伸ばす。もちろん、伊兵衛とカルティエ=ブレッソンの展示を見に行ったのだが、サルガドの「AFRICA」も開催されてなんとラッキーなことかと心が弾む。伊兵衛とブレッソンを比べると、パンフを読んだす…

脳ジャック!?

知らない男に僕は説明している。こちらを向いているようだけれど、姿は明確ではない。「カルティエ=ブレッソンと昭和を代表する写真家・木村伊兵衛との……」どちらも非常に高名な写真家について僕は話している。木村伊兵衛はあの「木村伊兵衛賞」の由来とな…

MJと邦題

「this is it」を見るためにシネコンへ。結局、最終日に駆け込むことになった。ミーハー。はじめは気にしていた公開日程けれど、さらに2週間も延長されたので気がゆるんでいた。季節がら、そこかしこから聞こえてきた咳きが、上映中にはほとんど聞こえなくな…

神の手と髪の手と紙のうえ

マラドーナの後継者は実はアンリだっという衝撃の知らせに、W杯での対決に夢がふくらんだ先週。アイルランドの不幸を勝手に忍ぶ。どうも再試合はなさそうで、FIFAによれば規則なんだとか。当然の対応とはいえひどいなぁ。フランスにとってはホーム試合だった…

マスク

ウイルス99%遮断? マスクの多く、表示効果下回る(asahi.com) 先日、たまたま日テレの「ところさんの目がテン」をみていると、インフルエンザ特集で、マスクの効果測定実験をやっていた。そこでは、マスクのフィルターにインフルエンザウィルスの99%を…

ミルク

週刊誌ばりのおもしろ企画を天下の!?読売新聞が行っていて笑う。「食ショック」という食糧自給率を扱った企画(製造後11か月! それでも「捨てる」は1人だけ Yomiuri OnLine)。ネーミングのセンスは横においといて、真面目な証明写真そのままで一列に並…

わかっていないから、(都合よく)様々に解釈されるんだよ

『脳科学の真実』(坂井克之 河出ブックス)は一般の人にとって現在の「脳科学」と科学リテラシーとを共に学べる最良の書。研究結果とその解釈の間に横たわるカンチガイを、哲学的なアプローチをとらずに説明するので非常にわかりやすい。 内に秘められた脳…

かんちがい

昨日はJCCastの収録。帰宅後ひとりで落ち込む(笑)。直前に取材した内容を含めるかいなか、最後まで迷った状態で突入したために、最終的な言い回しでとても凡庸な言い方になった。また、用いたデータなぞは僕がちゃんと踏まえていれば、全てを話す必要はな…

ノーベル賞

ノーベル賞の発表も終わり、いよいよ食欲の秋?でしょうか。昨年は「四人」のニホンジンが受賞してフィーバーしていた秋の夜長でしたが今年は該当者はなし。少し、寂しい結果となりました。引用論文件数から受賞者を予想するトムソン・ロイターは生理学賞と…

日本の漫画

イグノーベル賞の季節で、昨年受賞した粘菌について『自己組織化とは何か』に触れられていたのを思い出し読み返す。粘菌が迷路を説く「知能」を持ち合わせているとの報告に賞は与えられてたのだ。それはさておき、その本のなかでドラえもんの動力が原子炉で…

繰り返し

電車の最後尾に乗っていると、リュックと買い物袋をもった白髪の老人が降りようと、扉まで近づいた。そこで車掌は明るく「ここじゃないですよ。違いますよ」と答え座席に座るように促した。それより数分前、走行中にその老人は急に立ち上がり、車掌室まで歩…

「間違い」

米病院で受精卵取り違え 母親は出産を決意(CNN.jp) 日本では2月に受精卵を取り違えた事件が発覚している。マスメディアのよる報道によれば、原因はチェックミス。複数の受精卵を医師一人で、同時に扱っていたために起きている。一方、米国ではCNNの記事を…

マック、「気圧」、図書館

喫煙所を通り過ぎるときに、やつれた顔でたばこをふかす女性をみかける。どこかで見たことのある人だと思ったら、近くのマックの従業員。見た目から、若い年齢にも思えなく、おそらく40歳くらいだろう。まるで彼女の頭上にある大気だけが、重くなり、神が…

民主党、毛、眼

なんだこの記事ってうわけで民主党は迷走?をすでに始める。 新首相就任会見、雑誌記者の参加認める 内閣記者会(asahi.com) 記者クラブに雑誌記者などを入れるんじゃなくて、記者クラブ以外のひと参加を許可するだけなのに。このあたり、神保哲生氏はすで…

JCcast、パンデミックインフル

JCcast第29回が公開されました→こちらからどうぞ。今回は選挙特集です。粥川さんは「生命倫理が争点になる国、ならない国」を、僕は認知心理学の論文をひっぱてきて、投票行動について話しています。山本七平の空気の研究とかを一度読んでみようという気にな…

スカイクロラ、インフル

昨日は、スカイクロラをレンタル&鑑賞。ドッグファイトがあるので、映画館で見るべきだとは思っていたのだが、気づいたら公開が終了していた作品。原作は一冊も読んでいない。著者はもと国立大助教授の森博嗣。平和を尊ぶため戦争が必要悪として存在する時…

新型インフル

先週末は新型インフルエンザ講演会のはしご。東大医科研主催のものと、医師会のものを聞く。前者はそうそうたるメンバーで感染研の岡部氏とWHOの新藤氏、神奈川けいゆう病院の菅家氏と医科研の河岡氏。現在の新型インフルの中心的役割を果たしてる方々が…

JCcast、bookoff、国会図書館

昨日はJCcastの収録で大久保へ。特集は政権交代。とある論文を紹介したのだが、説明がうまくいかず大失敗。公開されたら補足をしたいと思いますのでご勘弁を(みなさま、すみませんでした)。一昨日は、国会図書館で資料調べ。帰りに、衆議員会館の脇を通っ…

マック、「気圧」、図書館

喫煙所を通り過ぎるときに、やつれた顔でたばこをふかす女性をみかける。どこかで見たことのある人だと思ったら、近くのマックの従業員。見た目から、若い年齢にも思えなく、おそらく40歳くらいだろう。まるで彼女の頭上にある大気だけが、重くなり、神が…

投票

期日前投票に行くと、50人ほどの行列。比較対象がないので多いのか、少ないのか考えてもわからない。時間があいたら、最後の街頭演説をみようと池袋まで行く予定だったが、所用であきらめた。結局、選挙の雰囲気を体感としてあまり経験することなく終了。…

選挙・学会・科学

選挙期間中だというのに、我が小選挙区の候補者を誰一人も見かけていない。最寄りの駅ですらつじだちしている候補者もなく、選挙カーで連呼されている呼び名も聞こえてこない。飛び地なんでしょうがないんですけどね。となりの選挙区の候補者が勢力的につじ…

アフガニスタン

JCcast第28回が公開されました!!フリージャーナリスト常岡浩介さんをゲストにむかえ混迷が続くアフガニスタンの現状について、またアニメ「東のエデン」を題材に赤木さんと討論をしてもらいました。待望の企画が実現して僕は涙がでそうです!!アフガニ…

地震

とりあえず、兄@御前崎ではテレビが落ちて液晶が割れたとのこと。他に食器の落下などはないらいしい。浜岡原子力は止まったようで、ひと安心。あそこは3−5号機が隣接してあったはずなので、中越沖と違って被害は同程度になるのだろうか。

バスの傾き

先日、停車中に車両を傾ける路線バスに乗った。びっくりな左さがり。角度にしておそらく数度。はじめての体験に何事かと思ったけれど、なんとなく勝手に納得してみる。確かにバスに乗車するはじめの一歩は、足をより高く上げなくてはならない。それはつまづ…

ハーフ

地味に?テープ起こしを続ける。すると、となりに座ったご婦人が、ポメラをとりだし、入力作業を始める。ポメラ目撃、第二号。少し、みとれる(笑)。肩の痛みがげんかいまで近づいたのと、気分転換にと量販店でオリンパスペンを手に取る。いがいに重くて、…

よこすか

皆既日食を見逃した7月第四週。都内でも見えたのに意識薄だったのか寝ていたのか。20年以上前に、眺めた部分日食は、すすを塗ったガラスを透してみていたけれど、今回はブラウン管を通してのみ。太陽が隠れて暗くなる体験をしてみたかったなぁ。金曜日に…

戻れない

結局、改正臓器移植法はA案が可決され成立した。施行まであと一年。毎日の記事に書かれているように、必要な事は全て行っていただきたい。あと、これでドナーカードを配らないで済むとは思わないで欲しい。この件に関して、発言を期待していたひとりに茂木健…

長期脳死

13日に参議院で臓器移植法改正案の採決が行われるもよう。A案が可決されるならば、脳死=人の死として認定され、かつ、拒否の意思表示をしなければ、家族の同意によって、臓器移植が可能となる。また、15歳未満でも同様に家族の同意で提供できるようになる…

研究に利用できるES細胞株が「激増」する。

米国・NIHによるガイドラインの最終版が公開されました。NYタイムズによれば、助成対象のES細胞株は結果的に21から500を超える数にまで増加するもうよう。これまでは連邦政府の資金提供を受けてES細胞の研究を行うには、21種類のES細胞の中から選ば…