ミルク

 週刊誌ばりのおもしろ企画を天下の!?読売新聞が行っていて笑う。「食ショック」という食糧自給率を扱った企画(製造後11か月! それでも「捨てる」は1人だけ Yomiuri OnLine)。ネーミングのセンスは横においといて、真面目な証明写真そのままで一列に並べられ試食にのぞんだ記者の顔と一部内容とのギャップに爆笑。たまたまpost紙で「牛乳は体に良くない!?」的な記事を読んでいて(こちらかどうぞ)、いろいろググってたらたどり着いた。ポストの記事は、近所のコンビニを三店まわって1L牛乳を探すほどの牛乳フリークの僕としてははずせない内容。菜食主義者団体は牛乳のウリCaはブロッコリーやケールでもいいじゃん。ヒトとウシの乳を混同するな。ラクトースのおかげでお腹だってこわすんだぜとおっしゃる。一方、酪農協会側の大学教授は食物繊維がじゃまするから吸収がわるいよ。しかも、必須なビタミンB12はどうするんだ。サプリメントで摂取しろというのか?とこちらもゆずらない。さらに、成長ホルモン(乳を出させるために与える)や抗生物質だって安全だよ。FDAがちゃんと検査済みなんだよ。WHOも安全だっていってるよ。ただし、生のままはオススメできないな。大腸菌イルかもしれないし……。という流れに。その先は省略。長い歴史が牛乳の有用性を証明しているらしい。まぁ、納得なんだけど、ちょっとだけ、牛乳のエビデンスを調べてみてもいいかなと思い始めるにいたった。時間があればね。でも、安いし値段から考えても有用性が覆る望みは薄いな…。科学雑誌サイエンスで遺伝子治療の成功を報告した論文が載った。最近、実は少しづつ成功と思われる例が出てきていたんだよね。まとめてチェックしておこう。