アフガニスタン

 JCcast第28回が公開されました!!フリージャーナリスト常岡浩介さんをゲストにむかえ混迷が続くアフガニスタンの現状について、またアニメ「東のエデン」を題材に赤木さんと討論をしてもらいました。待望の企画が実現して僕は涙がでそうです!!アフガニスタンで殺害された伊藤和也さんの一周忌でもあります。大統領選の結果すら判然としない混迷続く国の内幕が……。
第28回 常岡さんの見たアフガニスタン(と『東のエデン』)

第28回 常岡さんの見たアフガニスタン(と『東のエデン』)

◆ジャーナリストの常岡浩介さんをゲストに迎えてお話を伺う。
アフガニスタンにはタリバーン誕生前夜の1993年からたびたび訪れ、今春にもタリバーン幹部への取材を行なった常岡さん。先ごろ、アメリカはイラク都市部から撤退する一方でアフガニスタンへの増派を決めた。そして次期大統領選挙も行なわれようとするいま、彼の地はどんな状況にあり、人々は何を求めているのか——
JCcast 第28回。収録は定位置となりつつあるルノアール大久保店、3号会議室。
(09年7月29日収録)

◇第28回 chapter 1 [TIME 0:00〜0:30]
そもそも、タリバーンあるいはイスラム原理主義者たちは「反米」ではなかった—— 目標とするのは自らの理想とするイスラム国家の成立であり、アメリカに対抗・対立することではないと説明する常岡氏。しかし”9.11“と前後して、アメリカとの対立軸が描かれがちなアフガニスタンタリバーンについて、粥川が聞く。

◇第28回 chapter 2 [TIME 0:30〜1:15]
インタビュアーは、山下にバトンタッチ。常岡氏のコメントを受けながらアフガニスタンの歴史を辿った上で、タリバーン誕生から同政権の崩壊、そして再興しつつある現在までを聞く。アフガニスタンの歴史を織りなし、複雑に入り組んだ国家の利害と組織の勢力争い。権力、武力、安定……いま、アフガニスタンの民衆がタリバーンを求める理由とは? そして、日本に求められているものとは。
 ◇第28回 chapter 3 [TIME 1:15〜1:43]
「アニメ『東のエデン』は、赤木の『希望は戦争』をストーリー(映像)化した作品ではないか?」 —— 常岡氏からのメールをきっかけに、『東のエデン』を以て自著を振り返る赤木。それぞれに示された「人間への期待」とは? 戦場を見て来た常岡氏、そして「戦争を希望」しながらも「私を戦争に向かわせないで欲しいと望む」赤木は、この作品をどうみたのか。