日本の漫画

 イグノーベル賞の季節で、昨年受賞した粘菌について『自己組織化とは何か』に触れられていたのを思い出し読み返す。粘菌が迷路を説く「知能」を持ち合わせているとの報告に賞は与えられてたのだ。それはさておき、その本のなかでドラえもんの動力が原子炉であると少しだけ触れられていて、おもわず声を出しそうになるほど驚いた。ネットで検索してみると、「原子炉」だったり原子炉とは全く別物だと思われる「原子ろ」だったりして意見が分かれている。ちなみにwikiでは

体内には、原子程度に分解してエネルギーに変換する「原子ろ」と呼ばれる胃袋を有し、人間同様に食事をする。

確かに100?を超えた物体を2?とはいえ、ずーっと浮かせるにどれだけのエネルギーが必要か。人は一日2000キロカロリーが必要なんだけれど、そんなもんじゃないよな。原子力といえばやっぱりアトムなんだけどwikiには

原子力(後に核融合)がエネルギー源の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。

ただし、09年の映画版では

心臓部に埋め込まれた原子力よりも強力で安全なクリーンエネルギー。善の心も生み出す。

となっている。これは調査報道の必要性があるなっ。どこか使いませんかこの企画。僕が調査報道します(当然、ウィキに頼らず。笑)。武田さんが『 「核」論 』でアトムやゴジラを使って社会分析を行っていて、そのぱくりなんですけどね(笑)。もしかしら、ドラえもんから何かでてくのかもしれません。まぁ既にやってられてもおかしくないのだが・・・。僕にとっては粘菌とえば「ナウシカ」で、ドラえもんとアトムにつながった奇妙な土曜日となりました。ちゃんちゃん。