2009-01-01から1年間の記事一覧

それでいいのか

いまさらながら定額給付金の申請書に記入し投函。約一割ほどお得な自治体別?の商品券の貼り紙をみるたびに、小渕のときに評判の悪かった地域振興券を思い出す。こんなところで隠れた影響力を感じ、あながち悪いことばかりではなかったのだと考える。話によ…

コダクローム

ナショナルジオグラフィックの記事でコダクロームの製造が中止されたことを知る。 製造中止、コダクロームが残したもの(National Geographic) 僕が恋人よりもカメラと親密だったときに、一度だけ試したこのフィルムは、当時に流行していた(今も?)高いコ…

スピーク

めずらしく数週間続けて国会図書館に通ったのは慣れない分野を調べていたから。「警察学論集」とか「捜査研究」とか読んでいた。そこで気になったのは、元警察庁○○の肩書きとエッセイストという肩書きが並列してならんでいたこと。その業界のわりには、軽い…

「夜明け」

朝から「Tne Scientist」からメールで驚く。ニューヨーク州のES細胞研究に費やす6億ドルを監督するthe Empire State Stem Cell BoardがES細胞の研究に利用する卵子を提供してくれるドナーに報酬を払うという内容だった。これまで研究に使われたのは、不…

パノプティコン

世田谷通りから多摩堤を抜けて、久しぶりに二子玉川へ。住宅街からみえた大型クレーンが気になって、道を変えると大型マンションがみえた。このあたりは住宅街が多くて、マンションをあってもそれほど大きく目立つものではなかったのだが。都心では高層ビル…

精度の問題か

「足利事件」で無期懲役が確定していた菅家利和(すがやとしかず)さんを東京高検が釈放しました。当然だし、おせーよ。詳細は日垣隆さんの『情報系これがニュースだ』(文春文庫)に書かれているので是非読んでみてください(絶版らしいが)。現在、注目さ…

ゴースト

某所の出入口にサーモグラフィーを見かける。見た目は普通の動画撮影機材とパソンコンを台にのっけただけ。新型ブタインフルエンザ対策の一環なのだろう。多くのひとが出入りするメインエントランスに設置されたわけでじゃないので、テストだと思う。少しの…

ブタ

草磲つよし逮捕報道の終息を見届けから(!?)拡大した新型ブタインフルエンザは、彼の復帰と共に国内ではだいぶ落ち着いてきた(ようだ)。その毒性などからWHOはフェイズをこれ以上あげることもないようだけれど、中国でも集団感染が確認されはじめ、…

「前」と「後」

トラックバックを頂いたので、少し紹介を。「はじめて包括的」にと書いて頂き、かなり恐縮しています。ただし、ぼくは速報性(といっても発表のタイミングがちょっとだけ早かっただけで、誰よりも先んじてぼくが知っていたわけでもないです)止まりだったの…

3%

米国ではオバマがNAS(全米科学アカデミー)の年次大会でGDPの3%以上を研究開発費に充てると発表した。総務省によれば日本の研究開発費(2006年)は18.5兆円と米国の約43.4兆円に次いで第2位。後には中国の10.8兆円、ドイツ8.3兆円、フランス5.2兆円、…

二枚舌か?

先週は目を引く自然科学系のニュースが多かっためずらしい4月の第四週。なかでも、iPS細胞を遺伝子を導入することなしに誘導した論文が発表されたことを、たまたま見ていたTVで草磲ニュースの後に出てきて知った。んーファンタスティックなかんじ。あるマ…

レスポンス

ジャニーズ関連ではなく気になったニュースをいくつか。「飛翔体」騒動で盛り上がったばかりで、国内ではこんなニュースが 「JAXA」内閣府に移管 宇宙開発 商業利用を加速(産経) 米国がソ連の人工衛星スプートニクの打ち上げ成功にビビッて月を目指し…

4月

気づいたら4月も後半で、久々の更新。上旬には浜岡原子力発電所を訪ねた。最近では、データー改ざんで報道されている。おそらく3年ぶりくらい。といっても原子力館をのぞいただけ。このあいだに耐震補強されていて排気筒がとってもワイルドになり、原子力館…

先週は所用で新潟。都内では桜がちらほら咲き始めたところだったが、越後では朝起きると積雪5センチ。トンネルを抜けなくとも往路と復路で景色がまるでかわる。湯沢付近でリフトを動かしているスキー場はなく、降りたわけではないが閑散とした様子にみえた…

獄中からでも

「死刑囚獄中ブログ」アクセス急増 コメント欄で議論も(asahi.com) 元刑務官の坂本さんにインタビューをしているときに、マブチモーターの話がでたことを覚えている。そのときに指摘していたのは、仮釈放中に殺人事件を起こした場合、地方更正委員会は非難…

乗り換え、乗り換えで大宅文庫。春らしい陽気で気持ちよく歩ける。4月から入館料が200円、コピー代が20円さがるようだ。しかし、なぜだろうか?昨年にもコピー代が10円下がっていた。個人的には助かるのだが、もし、雑誌の総数がかなり減ったため、資料分類…

move

勢いで引っ越しを計画してみたものの、ここにきて怖じ気づく。契約期限やら解約やら、急に下がった家賃や車のレンタル、足りない時間などを総合的に判断すると(もちろん、金銭的にも?)難しいのか?自分がこんなにも優柔不断だったのかとはじめて気づく。…

勝負の分かれ目は

いまだ、高支持率を続ける米国合衆国大統領オバマはES規制解禁に署名をしました。演説内容に不満あり。 先週は再生医療学会があったせいでしょう、iPS細胞をつかった治療成果がいくつも報道されました。ここからどうぞ。そのさなかに、挿入された“山中ファ…

がん化からウズラまで

iPSマウス、1年後6割がんに 京大・山中教授が報告 (asahi.com) 先週のJCCast収録では、胎児の神経幹細胞を使った細胞移植療法で、はじめてがん化が起こったことを紹介しました。月末までには公開されると思います。 そのときに遺伝子組み換え食品の話に…

3人め

今年もやってきました花粉症。とはいっても、目の痒みと鼻がムズムズが多少あるだけで、マスクをしたりせず、暮らせているので幸運だと思おう。近所の花粉をふんだんに蓄え、黄色くなった杉をみるだけでアレルギーが行進しそうになる。目に毒とはこのことだ…

40年目の問題から

米国で体外受精(IVF)を使って生まれた八つ子の自宅が差し押さえられそうで(八つ子出産の女性、自宅差し押さえの恐れと CNN)、日本では受精卵を取り違え(喜び一転、中絶という苦渋の決断…香川の受精卵取り違え YOMIURI ONLINE)が起こりました。 ヒト…

13日の金曜日・・・

13日生まれからすれば、ジェイソンが訪ねてくるのはオリンピックと同じくらいまれな、めでたいイベントでネタにはこまらない。ただし、ちょっとショックだったのは、ラジオ番組のDJが同じ誕生日でいたこと。希少性がそがれた気分。とはいっても、365日ある…

14人の子供

米国では8人の子供を体外受精で生んだ女性に注目が集まっています。 、八つ子出産の母親、子供14人のためサイトで寄付募る(CNN.co.jp) 米国の不妊治療ビジネス、8つ子誕生が論議呼ぶ(AFP) いくつかのニュースサイトに書き込まれている読者からのコメン…

時間軸的には逆行かもしれないのだが

中国でヒトクローン胚が作成されたとのことで・・・。 中国の研究チーム、ヒトクローン胚の作製に成功と発表(YOMIURI ONLINE) ヒトクローン胚の開発に成功、「人間は作製しない」―山東省 (Record china) 山東省乾細胞工程技術研究センターのHPはこちらか…

性欲があまりなく恋愛に積極的になれない男の子が増えているのか?

「草食系男子」という言葉を初めてきいたのは生命倫理学者の森岡正博氏が出演した丸激「なぜ日本人男子は結婚しなくなったのか」を見たとき。女性獲得!?にアグレッシブになれない男の子を応援する意味を込めて『草食系男子の恋愛学』(メディアファクトリ…

田中宇の国際ニュース解説とiPS

タイトル「意外にブッシュと変わらないオバマ」にひかれて田中宇氏の国際ニュースに目を通す。メルマガ登録していても、ここ数年まともに読んだことのなかった。頻繁に見ていたのは9.11以降、数ヶ月くらいで、いつしかそのままに・・・。ホリエモンがフジテ…

気づいたら

今年もすでに20日を過ぎている・・・。オバマの演説を見ながらどれだけ熱気を帯びているのか、どれだけ特別なのか比較ができないのを悔やんでました。ブッシュ就任当時なんかを見ていれば違いを認識できたのに。でも、米国の大統領就任式をみるなんて考え…