パノプティコン

 世田谷通りから多摩堤を抜けて、久しぶりに二子玉川へ。住宅街からみえた大型クレーンが気になって、道を変えると大型マンションがみえた。このあたりは住宅街が多くて、マンションをあってもそれほど大きく目立つものではなかったのだが。都心では高層ビルが並列しているし、慣れもあるせいか全く気にかけるることはないが、このあたりに建築されるとさすがに威圧感がある。日も暮れていたせいかもしれないが。拘置所なみ!?少し離れたところで「再開発反対」と書かれたきれいなのぼりを見つけた。駅からも多少の距離もあるし、住宅街にあるお宅だから、おそらく直接的な影響はないと思われるが、その理由はいかなるものか少し気になる。都会の新陳代謝は不況といっても、活発に行われているようだ。最寄りの駅でも再開発がはじまった。そこでも開発反対を決めた一軒家が、看板を出して強く主張していたがどうなったのか。そろそろ工事音で包囲される、居酒屋が建ち並ぶ商店街を帰りにみてみようと思う。別に後ろ髪ひかれる理由はないのだが。