コニカ・ミノルタフォトサロン

 所要で新宿。なんとか用事を済ますと微妙に時間が空いた。コニカミノルタフォトサロンにでもよってみようかと思うと・・・ギャラリーがなくなっていた。以前は新宿・紀伊国屋の隣のビルだったような気がしたけれど・・・。昨年にも同じ体験をしていたのを思い出しながら、紀伊国屋で場所を確認する。確か、(昔の)アサヒカメラの後ろにはギャラリーの地図まで載っていたはず。・・・ ・・・のってない。あまりのショックに呆然。直接、TELをかける元気も出ないので、その場で写真集をいくつか眺めて終わった。面白かったのは、日本カメラの「金村 修に叱られたい」。しかりまくり。
 久しぶりにページをめくっていると、やっぱ「デジタル時代なのね」といまさらながらの感想。デジカメで撮った写真なんてざらついていて、ギラギラしていて、階調性が低くて見ていてうんざりするけれど、欲しい(笑)。
 写真なんて真実じゃないぜと心底体験できた学生時代。覆い焼きや、焼きこみでいくらでもどうにでもなる。ポジでも変わらん。カラー遊びもたくさんしたけれど、視たままの写真なんて存在しないことは良くわかった。
 それでも、報道で写真が大きな役割を果たしてきたのは事実。ちょっとピンボケの人のやらせ疑惑もあるけれど、前線に居たことは確かだろうし信頼はこんなところから生まれる気がする。
 デジタル化で細工がしやすくなったけれど、万人が閉ざされた技を手に出来たことは喜ぶべきことだろう。情報開示、情報開示。でもAF革命ほどのインパクトは無い。
 JC-Nex!の収録が日曜日にあった。編集作業をしていたけれど、準備不足ばかり目立ってあれじゃ放送に耐えないのではないかと思った。いろいろ試したいこともあるけれど、それ以前にやるべきことをやってから。遊びじゃないんだし。
 なんかだらだら書いたけれど、コニカミノルタギャラリーはココでした。ソコかよ!!