木村伊兵衛賞

 図書館で久しぶりに朝日カメラを手に取ると伊兵衛賞が発表されていた。本城直季氏の作品は何度か見ていたけれど、梅 佳代氏の作品ははじめて。おもしろい。でも、やっぱり写真は写真展でみたい。
 斬新なコンセプトやかなり力強い作品が多い写真新世紀ひとつぼ展がみるには楽しい。いへい賞のいいところは出版作品(たしか)が対象で立ち読みができるところ。
 写真家は芸術家であると思うけれど、人や事象を切り取る点からいってすごくジャーナリスト的?(それ自体よくわからんが)な感じがする。彫刻や絵画と違うのはフィルムが担保になっているから。だから、フォトジャーナリストとか報道写真家が存在するんだけれど、写真家のなかにはもっとすごいものが眠っていそうな気がする。作品ってドキュメントなんだろうし。