偶然にも

 調べ物のためニュースソースをみていたら、こんな報告が飛び込んできた。
Scientists Find Way to Regress Adult CeStatells to Embryonic (washingtonpost)
 iPS細胞で問題視されていた、遺伝子挿入によって引き起こされるゲノムの変異やフレームシフトなどの問題(結果的に様々な遺伝子などが影響を受け、癌化などを含む悪影響のひきがねになりうる)を回避しつつ、多分化能を誘導できる方法が発表されたのだ。
Induced Pluripotent Stem Cells Generated Without Viral Integration(science DOI: 10.1126/science.1162494 )
 4つの遺伝子は、一過的に発現させればよかったので、誰もがが何とかできないかと考えていたとはいえ、進歩が早い。本当に今までの技術が総動員されて発展してると感じます。発表直後に気づいたことに、なんかラッキーな気分。とおもったら日本ではasahi.comで先に流れてました(あっちはアップが3時か。こっちがきづいたのは4時半ぐらい)。なんとなく、トホホ。今の環境じゃ本文すらすぐにみれないし……。
 iPS細胞がん回避 米ハーバード大チームが作製に成功asahi.com