サイエンス・ノンフィクション?

 国会図書館で資料調べ。著作権上難しいのはわかるが、なんとか効率化してもらえないか。データとして持ち運びたいな。結果ペーパレスにもなるでしょ。とはいつも思うこと。
 夜は、斉藤勝司さんと粥川さんのサイエンス映画トークを聞きに三鷹まで足を伸ばした。今回は映画で描かれたライフサインエス。こちら予想が当たったのは、ガタカブレードランナーガタカはいうなれば遺伝子カースト制度を描いたもので、サイエンスの世界では有名。ブレードランナーは粥川さんの好みを鑑みて。他は臓器、組織の再生医療関係やクローニングを扱った映画を紹介していた。 
 後から思っていたのだけれど、一般の人は映画で描かれた再生医療をどれだけ実現性があると考えているのか聞けば良かったな。SFはサイエンスフィクションの略ですけれど、フィクションに収まりきらないところが出ているわけで、それでもキンミライとして見られているのだろうか。特に、科学に興味ない人はどうだろう。今度、友人に聞いて見ようと思う。
 予想は外れたのだけれど、僕のお薦めは「月に囚われた男」。月で資源を採掘している作業員が主人公。宇宙にいるだけでSF的と思ってしまう。月に派遣されたのは自分一人だけで、家族にも会えないし、散々な環境なんだけれど、頼もしいロボットと生活を共にしていると仕事中に事故に遭遇する。なかなか応援は来ないし、帰れない。すると自分の仕事に疑問を持つようになり、出自を探り始める映画。だったような気がする。うる覚えで違うかも。派手な演出は全然ないのだけれど、少しじーんとくるフィナーレ。現在の様々な技術を延長すると、おそらく可能でありそうだと思わるSF的跳躍もあるので楽しめると思います。